顔振峠
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(こうぶりとうげ) |
538m |
飯能市/越生町 |
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顔振は正確には 「かあぶり」 と読む。 顔振峠のいわれには二つあるそうです。
その昔、源義経が奥州へ逃れる時にここを通り、あまりの絶景に顔を振りながら登ったというもの。
もう一つは、急な登りのためにお供の弁慶が疲れて、顔を振りながら登ったと言うもの。
峠には茶屋があり、奥武蔵グリーンラインや関東ふれあいの道の休憩場所として賑わう。
峠から東に徒歩10分ほどのところに展望台があり、晴れた日には新宿の高層ビルなどが見渡せる。
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コース
吾野駅から峠に至り、湯ヶ天 (ユガテ) 集落を経て東吾野駅に下る。
越上山に立ち寄り武蔵横手駅に下ってもよい。
黒山三滝にぬけることもできる。
「ユガテ」 について
1. |
昔、この地と草津の地では、毎年ジャンケンをして勝った地方に湯が出た。
ところが、ある年からこの地はジャンケンの負けが続き、湯の確保が出来なくなってしまったため、 ジャンケンに勝って湯が出るようにと願って 「湯勝手」 と名付け、
「湯勝手=湯ヶ手=ユガテ」 となったという。
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2. |
ここには昔、湯が沢山出たがある年、湯が天に昇ってしまい出なくなってしまった。 そこでこの地は 「湯ガ天=ユガテ」 となったという。 ここから600m位うえに、湯の花とともに湯がブツブツ出ていたところがあるという。
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3. |
昔この地には、湯が天に届く位出ていたので
「湯ガ天=ユガテ」 という。
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以上3つの説があるという。
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