赤石岳

3120.5m

(南アルプス)

2015. 7.30〜31

 
直線上に配置

荒川小屋→大聖地平→小赤石岳→赤石岳→赤石避難小屋(泊)→赤石岳→富士見平→赤石小屋→椹島ロッジ






  荒川小屋から登り始める。 ハクサンシャクナゲ が群生していた。 高山だけに背丈が低い。  




タカネイブキボウフウ?


  初めは緩やかに上って行く。 赤石岳はまだまだ遠い。 避難小屋までたどり着けないで荒川小屋に泊まる人が多いそうだ。  







  大聖寺平(2720m)に到着。 ここは小渋川への道が分岐している。  







  花があるので飽きないがこのコースは長い。 予定より大分時間がかかってしまった。 休憩なしで進む。  




オンタデ

チングルマ
  ここでやっと休憩。 立ち上がるのがいやになる。 蜂にまとわりつかれてようやく腰を上げる。  







  ガスが吹き上げてきたと思ったら雷鳥の親子が登山道へ上がってきた。 脅かしてはいけないのでしばらく立ち止まって見守った。  




保護色のため周囲の色に溶け込んでしまうのでコントラストを強めてあります







  ようやく小赤石岳(3081m)に到着。 いったん下って椹島への分岐を見送り、赤石岳の登りにかかる。  







  赤石岳に到着。標柱と三角点 (3120.5m)がある。  







  直ぐ下に赤石避難小屋がある。 一番高いところにある避難小屋だそうだ。 寝具は千枚小屋と同じ封筒式の寝袋と毛布。 食事はレトルトカレー、中華丼、お茶漬けなど軽食を提供してもらえる。 水はない。
管理人さんはとても気配りの行き届いた人で避難小屋とは思えないほど快適に過ごせる。 夕食後はチエコさんが 「空気が薄いので息切れがする」 と言いながらハーモニカの演奏を披露してくれた。
 








  夜明け前に赤石岳に登り日の出を見る。 やや雲が多く残念だったが上空は晴れていて今日もいい天気だ。  













  こうしてみると、今 雲の上にいるんだなと実感する。  







  今日は一気に 2000m下ることになる。 北アルプスより 500m多い。 頑張ろう。  







  30分ほど下ると水場がある。 とてもおいしい水だ。 ペットボトルに詰めて急坂を下る。  







  足下に注意しながら初めは快調に下って行く。  







  登り返して富士見平へ。  





荒川三山の眺め。




赤石小屋

ベニテングタケ                     タマゴダケ
  赤石小屋を通過し、大倉尾根の急な下りが始まる。 下っても下っても下界は見えない。 疲れがたまり、単調な道でいやになる。 ジグザグに下るようになると暑さが感じられ、標高が下がってきたのが分かる。 膝の疲労がピークに達する頃、ようやく道路が見えてきた。  







  鉄階段を膝が折れないようゆっくり下りて道路で座り込む。 やっと下りから開放されると思いきや、もう一度山道に入り、椹島ロッジへ向かう。 シャワーを浴びて再びバスに5時間揺られて帰途へ。  

初日の千枚岳へ

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