悪沢岳

3141m

(南アルプス)

2015. 7.30

 
直線上に配置

千枚岳→丸山→悪沢岳(東岳)→中岳→前岳→荒川小屋






  今回のハイライトコース、悪沢岳に向かってスタート。 まず千枚岳から下る。 赤石岳の頭に雲がかかっているが上空は快晴なのでまもなくとれるだろう。  






コバノコゴメグサ?
  コースの途中にはいろいろな花が咲いている。 今が一番いい時期だ。 3000mの空中散歩と思っていたがそうは問屋が卸さない。 アップダウンが多く昨日より疲れる。  







  悪沢岳まで続いている道が見える。 まだまだ先だ。 その前に岩場を下らなければいけない。  








  今回のコース最大の難所。 写真では分かりにくいが上部は垂直の崖で足下が全く見えず突起は ぐらついていて危険。 わずかな岩の凹凸に足を掛け、体を下ろす。 あと50cmの所で足が届かない。 腕で体重を支え、下から指示してもらいゆっくり足をのばす。
以前は足掛かりがあったようだが浮き石になっていて足をのせると崩れてしまう。 北アルプスならハシゴが掛かっているところだがこれが南アルプスらしいところだ。
 









丸山が近くなってきた。


遠くに悪沢岳の登りにかかる人影。







  丸山(3032m)に到着。 展望がいいのでしばし休憩。  







  一度下って、いよいよ悪沢岳の登りにかかる。 岩がゴロゴロしている。 太陽が照りつけているが昨日の様に暑くはない。 3000mの空気は さわやかだ。  







  コースをはずれると落石を起こすので矢印に従いルートを選んで進む。  







  ついに国内第六位の高峰、悪沢岳(3141m)に到着、 感激...。 ここには三角点はない。
荒川東岳ともいうそうだがここは独立した名前のほうがいいと思う。 この先に荒川岳があるのだから。
 





  赤石岳とその前に越えなければならない前岳、中岳、一段低い荒川岳。  







  気持ちのいいところで、のんびりしたいのだがこの先まだ長いのであまりゆっくりできない。 先へ進む。  





荒川中岳避難小屋が見えてきた。


このあたりは空中散歩。




タカネシオガマ


  悪沢岳の下りは、始めザレた所をジグザグに下って行き岩場に出る。 ここはそれほど危険はない。  







  岩稜をトラバース。 この上あたりが国土地理院の新版地図に載っている 2973m峰(荒川岳) か?  







  荒川中岳避難小屋に到着。 ベンチがあるので休憩してそのまま進んでしまう人が多いので管理人さんがこんな看板を立てたのだとか。 「トイレ岳」 とはシャレていますね。 標高まで書いてあります。  







  荒川中岳(3083.7m)に到着。 ここには三角点がある。  







  小平地に下り、荷物を置いて前岳(3068m)に登る。 西側は山名の元になった荒川の崩壊地で切れ落ちている。 そこからガスが上がってきて何も見えなくなってしまった。  




イワベンケイ

シナノキンバイ







  荒川小屋に向かって下って行く。 それにしてもアップダウンが多い。  



クロユリ

kuroyuri

  この場所にだけクロユリがたくさん咲いていた。  







  ここは緩やかに下るので花と展望を楽しみながら歩く。 赤石岳はまだまだ先だ。  







  下りきって荒川小屋(2500m)に到着。 荷を下ろして大休止、赤石岳への登りに備える。  

赤石岳へ続く

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